Macを買ったらすぐに入れるアプリたち(Mac OS X 10.5対応版)

Mac OS X 10.5(Leopard)が発売されたということで、さっそくMacBookにインストールしてみました。せっかくなので(?)クリーンインストール。そうするとアプリは全部入れ直し。ちまちまとインストール作業をしながら、前に書いた「Macを買ったらすぐに入れておかなければならないアプリの一覧」を更新しておきます。(追記)ぼちぼち情報を足したり直したりしています。

インストールの前に

  • アップグレードインストールの場合

アップグレードインストールの場合、自分で入れたアプリやシステム拡張はそのまま引き継がれます。そのため10.5で立ち上がらなかったりシステムに悪影響を与える可能性があります。とくにトラブルが多いのはApplication Enhancer関係。事前のアンインストールをおすすめします。

  • 新規インストールの場合

これは実体験。新規インストールの際にハードディスクのフォーマットを「Mac OS 拡張(ジャーナリング・大文字/小文字を区別)」にするとAdobe製品がインストールできなくなります(他にもいろいろありそう)。Unixとしての利用がメインならば何かと都合がよいフォーマットですが、いわゆるMac的な使い方をするなら「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」にしておくのが無難。デフォルトは後者なのであまり気にしなくてもよいのですが。

Apple謹製

インストールは30分程度。DVDの検証に時間を取られそうになるけど、これはスキップしてよし。

Macアプリを開発しなくても、Unixアプリを入れるときに必要になるのでOSを入れたついでにインストールしておく。Dashboardウィジェットを開発する人はDashcodeも入れておく。(追記)DashcodeはXcodeと一緒に入るそうです。

言わずもがな。普通にインストールできる。

正常動作確認済み

Finderをすばらしくしたもの。個人的に必須なのはタブとドロップスタックと不可視ファイルの表示。シェアウェアでちょっと高いけど($34.95)、10.5になってもないと生きていけない。

あらゆるアプリにマウスジェスチャーをつけられる。ぼくはSafariFirefoxの「進む」「戻る」用に使っている。これもないと生きていけない。シェアウェア($5)。

ssh経由でリモートのマシンのディスクをマウントできる。これのおかげで仕事のやりかたがちょっと変わった。すでに10.5対応版がリリースされている。が、マウントしたときにFinderのサイドバーに出てこないのが不便といえば不便。(追記)いったんマウントしたあと、アイコンをサイドバーにドラッグ&ドロップすると次回から自動的に表示されるようになります。

万能メディアプレイヤー。Quicktime+PerianよりもVLCよりも使いやすいと思う。

アイコンがかわいいSFTPクライアント。公開鍵認証対応。10.5対応とは書いてないけど、動く。

いろんなアプリと連携してリアルタイム通知をしてくれる(うまく表現できない)。いくつかのプラグインが動いていないらしいが、後述のTwitterPodは問題なし。

Twitterクライアント。かゆいところに手が届く感じ。

ファイルを検索するというより、アプリケーションの名前の先頭何文字かを入れて立ち上げるために使ってます。QuickSilverの代わりというか何というか。

Gmail専用のブラウザ(!)。何の意味があるのかと思いきや、複数アカウント対応だったり、ついブラウザの「戻る」を押してわけがわからなくなるのを防いでくれたり、なかなかよいです。ちょうどGmailIMAPに対応したのでMail.appに戻ろうかどうか悩むところですが、しばらくは両方使って評価しようかなと。

バージョン2.0.0.8でLeopard正式対応。

対応が公式に発表されている。実際に使ってみても問題なし。

BitTorrentクライアント。出来がいい。

Intel Mac用の仮想化環境。次期バージョンのテスト版(1.1RC1)でLeopard正式対応しています。

iTunesで聴いてる曲の歌詞を表示。DevModeがあってはじめて役に立つ、と思うウィジェットのひとつ。(追記)配布元にて未対応であることが明記されています。対応版が公開されました。

とりあえず動く

  • ATOK2007

不具合はいくつかあるらしいが(そのうち対応アップデータが出る)、いまのところ日常的な用途ではとくに困らない。ただし初期設定のために入力メニュー初期化ツールが必要。

国産、Cocoa製の新鋭エディタ。行番号表示がちょっと変になっているけど、実用上は困らない。

2ちゃんねるリーダー。見た目がきれい。10.5には未対応とのこと。(追記)開発中のバージョンで10.5での動作が確認されています。

超多機能メンテナンスツール兼隠し機能呼び出しツール。上のリンクにある1.8.4betaは10.5で動きます。ただ、動くだけで10.5に完全対応しているとは思えないので、キャッシュやディスクのメンテナンスはする気が起こらない。いまのところは下のTinkerToolの代わりにFinderの設定をするぐらいにとどめておくのが吉。

対応待ち

Dockを左下に移動させるとか、スクロールアローを両端につけるとか、システムの隠し設定を呼び出す。11月中に対応バージョンが出るらしい。(追記)OnyX 1.8.4betaでTinkerToolの基本的な機能はカバーできます。

インストール直後は動作するものの、2度目からは起動しないらしい。ファイアーウォール周りの問題だそうで、現在対応待ち。(追記)と思ったらうちのMacBookでは問題なさそう。ベータ版(2.7.0.49)を使っています。

使いたいけど未確認

[研究者向け] たぶん最もちゃんとメンテされているであろうTeXパッケージ一式。同じくここにあるGhostscriptと一緒に入れておけばTeXで困ることはほとんどない。

[研究者向け] TeX統合環境。タイプセッタとしてしか使わないけど、便利。さっきのTeXパッケージ一式が必要。

Dashboardの開発者モード切り替え用ウィジェット。onにするとウィジェットを常時デスクトップに置けるようになる。デスクトップに置くにはウィジェットを呼び出して、ドラッグした状態でF12を押して解除したところでドロップ。文章だとうまく表現できない。(追記)OnyXでも設定できます。

iTunesで聴いてる曲のジャケット画像をAmazonから探してきて登録してくれる。Coverflow表示が楽しくなるので、一時期必死でやってました。

Macの起動音を常時Offにできる。会議中に再起動するはめになったときなどに。

Unixツールのインストール環境。すごい勢いで10.5対応がなされている。TeXもこっちから入れた方がいいかもしれない。

MacOS X v10.5 Leopard

MacOS X v10.5 Leopard