一貫性はありません

1/30。朝から楽しいミーティング。同業者のみなさまにとっては最も忌むべき種類の仕事なのであるが、なぜか自分は全く気にならない、というかこれを本業にしてもよいと思っている。終わって、新橋の某有名立ち食いそば屋で普通のそばを食べてからお台場上陸。毎度長々と続くミーティング。予想に違わず長々。みんなふらふらになったところで終了し、某さんの2ヶ月ごとの帰還を祝して飲み会。
1/31。昼から研究所でとあるセミナー。某社の世界戦略についてみんなが興味津々。うすうす感じてはいたが、某社の欲望がここまであからさまに見えたのは初めてで、やっぱり絶対善なんてものはないのだなあと思った。しかしまあそんなのんびりした感想もいう暇なく、弱き者は強き者の欲望に乗るのか対抗するのか一歩引くのかの決断を迫られていて大変。夕方は某社に出かけて研究ミーティング。万全のスカウト体制が構築されて、さぞ学生さんは恐ろしかったことであろう。そのあとは2ヶ月ごと帰還の某さんと飲み。何もないときより明らかに濃度が高い。
2/1。昼は某留学生の進捗確認。当初考えていた全部のタスクがすでに完了されている…。困った。間に合うかどうかは別として、懸案の大タスクを振ってみた。自分でも考えがまとまっていないのに、どうやってそれを英語で伝えるのかは謎。夜は某氏をお迎えして書類整理。いろいろとやりくりを考えないといけないお年頃ではある。
2/2。今年度最重要の研究ミーティング。が、話すことがあるようなないような。とりあえず決算としてそこらじゅうからネタを引っ張ってきてプレゼンをまとめ、発表。何もやっていないわけではないが、小ネタの多い1年間であったことがよくわかる。反省。夕方までずっと続いて、そして打ち上げ。気がつけば優秀な諸先輩方に囲まれているわけで、ありがたいことこの上ない。
2/3。朝から本郷で打ち合わせ。ああこの業界にもこんなにも話のわかる人がいるのか、と感動。再会を誓って解散し、大手町での打ち合わせ、市ヶ谷での取材へと続く。毎度しゃべってることの抽象度が高くて自分で不安になってくる。浮世離れは得意とするところではあるけど、それにしても。それから渋谷で某さんからとある荷物の回収をしながら世間話をして、そのまま帰る。
2/4。土曜は某氏らと定例ミーティングをすることにしたので、初台へ。引き続きの近況報告とネタ出しと。食事して、彼らの友人が内装をやったらしいショップのオープニングについていく。それが渋谷のパルコ。すごい世界のような気がしなくもない。シャンパンで頭がくらくらしてきたところで帰る。
2/5。某居候のお芝居の日。もはや当然ながらわたくしは裏方のお手伝い。PCとプロジェクターをかついで吉祥寺に。毎度のごとくその場ではじめてストーリーを知り、それに応じて映像というか紙芝居を作り替える。あとはキャスト・音響・照明とタイミングを合わせる練習をしたらもう客入れの時間。わらわらと人が来る。して本番は、幾度かのピンチを乗り切って、自分の仕事は無事に果たす。変な汗はよくかいたけど。そしてすごい勢いでセットを撤去し、荷物の積み込みをして、打ち上げ大会。某居候が全面的に責任を負う体制で作られた初めての公演で、思うところはいろいろある。早朝までそれを話し合い、タクシーで帰って家の布団に倒れ込む。