iPhoneとiPod touchを比較してみると

うちのMacBook Proが不調につき、銀座のApple Storeに行って修理をお願いすることに。たまたまその日はiPod touchの店頭発売日にぶつかっていて、なにやらお店は大混雑。16GB版は早々に売り切れたらしくて、まあそんなもんかとあまり気に留めていなかったのだけど、店内をうろうろしていると、横にいた店員さんが他の店員さんに「16GBがまだ2台残っている」などと話していて、その後はよく覚えていない。気がつくと手元に16GBのiPod touchがありました。

ちょっと前にiPhoneを手に入れていたこともあって、いまここに似たような機械が2台あるわけですが、何がどう違うのかを比べてみました。

スピーカーと音量ボタン

iPod touchに電話機能がないのはいいとして、カメラもまあいいとして、スピーカーがないのがちょっと惜しい。iPhoneではムービーを音つきで人に見せたりBGM代わりに音を流したりと、いままでのiPodとは違う使い方ができたのだけど、iPod touchはやはりiPodなのかそういうことはできない。あとはハードウェアの音量ボタンもけっこう便利だったけど、iPod touchにはない。

ソフトウェアと日本語フォント

Wifiさえつながれば使えるはずのGoogle Maps、天気予報、株価のウィジェットがない。とくにMapsがないのはもったいない。多言語化待ちとかだったらいいのだけど。あと、iPhoneはこの前のアップデート（1.1.1）で日本語のフォントが中国語兼用の読みにくいフォントに変わってしまって、非難囂々の状態。iPod touchではそういうことはなく、ヒラギノ系の読みやすいフォントで表示される。試しに言語設定を英語にしてみたら、確かにフォントが変わった。いますぐ多言語展開しなければならないiPod touchと、国ごとに順番に使えるようにしていくiPhoneでの、ポリシーの違いなんだろう。まあ、アメリカに住む他の言語圏の人に対してiPhoneのサポートがなっていないとか、いろんな状況はあるけれど。

発熱

iPod touchでしばらくSafariを使っていると、本体がかなり熱くなる。まだムービーを長時間再生したりしていないけど、負荷をかければ同じように発熱するはず。iPhoneでは熱についてそんなに意識したことはない。厚みの違いが影響しているのか。

何にせよ、いま日本にいて日本語を使う人がまともに使えるのはiPod touchしかないわけで、その意味では十分な機能を持っているし、いま足りていないような気がする機能も時間が解決してくれるのではと期待してます。いろいろハックしながらiPhoneを使い倒すのも楽しそうですが、現時点の状況を見ているとなかなか大変そうな道ではあります。

Apple iPod touch 16GB MA627J/A

Apple iPod touch 8GB MA623J/A