年度末が終わる

長かった2006年度の年度末が終わりました。結局3月46日までかかってしまった…。最後の最後は気が抜けて熱が出て寝込んだりもしましたが、きょうから心機一転の予定です。さて年度末にあったことといえば、、、

  • ICWSM参加(3/25〜30)

コロラド州はボルダーにて、International Conference on Weblogs and Social Media、通称ブログ学会に参加してきました。すでにウェブのURIが乗っ取られていてどうなのかという気もしますが、ブログ研究の最前線を担う面々が集まっていて盛り上がってました。気になったのは新人類danah boydの基調講演、Yahoo!の人がさらっと言ってた「もうアカデミアの人は検索エンジンを作るのをやめたほうがいい」発言、そしてTwitter. It's what's happening.の異常な流行具合といったところ。twitterは帰国直後から日本でもそこここで名前を聞くようになりました。いちおう取ったアカウントはこちら。ICWSMのサーベイは近々やります。

  • 年度の替わり目(4/1)

年度が替わって、肩書きが「助手」から「助教」になりました。助教とはなんぞやについてはこのへんを参照のこと。要するに何も変わってません。給料も同じ。あ、でも、教育に関する役割が明確になって、授業を持てるようになったり学生の指導教員(主担当ではないけど)になれるようになったりしました。授業は来年からやります。

国立情報学研究所の論文アーカイブ「CiNii」がGoogle Scholarの検索対象になったというプレスリリースが出ました。このお話、ぼくを含めた研究所のメンバーが1年以上前からずっとやってきた仕事の成果です。これについては結構思い入れがあるので、思想とか経緯とかちゃんとまとめておきたいなあ。

  • フィードビジネス・サミット(4/11)

先日告知したイベントの本番。満員に近いお客さんでした。ぼくが出たセッションはなにやらあっさりと終わった感が。話した内容はid:paraseleneさんのブログで要旨をまとめてくださっているので、そちらをご参照ください。で、心待ちにしていたセイゴオ先生との邂逅は想像以上で、控室でいろんなお話をさせていただきました。つい調子に乗ってデモまでしたり。もちろんサインもいただいて、大学2年生ぐらいの自分に教えてやりたい出来事でした。セイゴオ先生の講演録はこちら。話のスケールが違いすぎる…。

  • で、(4/13)

年度末がここまで長引いた原因がこれ。2年前の博士論文以来の苦労をしました。もうウェブで情報が見つかる状態にはなっていますが、詳細は月末にでもあらためてお知らせしたいと思います。ひどい謎めき系ですが。

そんなこんなで、自分内新年度のはじまりは人工知能学会全国大会の論文書きから。あと今週はグルコース社お引っ越しもあるし、何かと気ぜわしい感じです。そうこうしてる間に20代も終わりそうだし。