大地に立つ

現地時間3/26。サンノゼ空港に降り立つ。降り立って、今回の旅は何も考えてないなあということを思い出す。まず外に出て何をしたらいいのかわかってないし。それらしいバスを2〜3本見逃して、とりあえず泊めていただくところの某氏に携帯で電話。ドアtoドアシャトルを探せとのことで、うろうろして見つけて乗車し、30分もしないうちにパロアルトに到着する。着いたらまず先発隊の先生にメールで通知。すぐ返事が来る。各種テクノロジーのおかげで、海外旅行ならではの緊張感が全然ない。いいのだろうかこんなんで。
さて居候先の某氏はかれこれ3年ぶりぐらいの再会だが、こちらもmixiで暮らしぶりなり何なりを知悉しているゆえ、ひさしぶり感はあんまりなかったりする。もしかすると面と向かってちゃんと話したりするのはそれこそ生まれて初めてかもしれないけど、やっぱりそんな感じはない。それぐらい情報共有の技術が与えた影響は強烈だということか。
とにもかくにも旅装を解いて、おみやげを渡し、ちょうど昼ごはんの時間につき大学前の繁華街へ。のんびりしてるけどさすがスタンフォードの門前だけあってアップルストアまである。昼はチーズケーキファクトリーなる巨大ハンバーガー屋にて、量の洗礼を受ける。とてもチーズケーキまでたどり着けない。重い体を抱えて近所のオーガニックスーパーに寄って戻ってくるとさすがに眠い。昼寝して、起きたら夕方。この旅の最初の催し物である、某さんとの食事会へと向かう。ぼくが憧れてやまないあの会社にお勤めの某さんに根掘り葉掘り聞いたり(というほど突っ込めない性格のわたくし)、Webのことを考えたり、有意義な時間をインド料理とともに。ハンバーガーで重かった体でもちゃんと受け付けるのが不思議。塩の入った甘くないラッシーが印象的だった。そして解散して帰宅、時差ボケにまかせて早々に寝ることに。
長い長い旅の始まり。