So many books, so little time.

現地時間3/31。パロアルトからサンフランシスコへ。カルトレインで行く。途中サンフランシスコの空港に接近し、わざわざサンノゼから入る必要がなかったことを知る。で、着いたらお宿の人が迎えに来てくれている。お世話になります。とりあえず荷物を置いて、試しにPCをあけたらつながってしまう。よいのかわるいのか。夜までついネットで遊んでしまい、食事がてら出かけることに。ちょうど太平洋に沈む夕陽を見て、それから第2チャイナタウンと呼ばれているらしいリッチモンド・クレメント近辺をうろうろして、タイヌードル屋で食べる。それから近所にいい感じの古本屋を発見して、つい長居。その本屋さん特製のトートバッグに「So many books, so little time.」と書いてあり、深く納得して購入する。
現地時間4/1。ひさしぶりにちゃんと晴れている気がする。わりとまともな時間に宿舎を出て、とりあえずはまっすぐユニオンスクエアへ。そこでMuni(バス)の1週間パスを買って、チャイナタウン方向へうろうろと。SFには2000年と2001年と、2002年は空港だけだったかもしれないが、とにかく何回か来ていて、懐かしいようなそうでないような。安全さは高まっている感じ。昼ごはんは適当な点心屋で炒飯をかきこみ、胃がもたれたところで歩を進めてイタリアンタウンのカフェで休憩。旅の相棒ロンリープラネットをぱらぱらめくって、なんとなく次の目的地をミッションに定める。バスとBARTを乗り継いでそこはミッション。のつもりが道を1本間違えて、雰囲気の怖いこと怖いこと。油断ならん。で、ミッションは某氏のおすすめだけあって非常に好ましかった。雑貨屋に家具屋に古着屋に本屋にカフェ。結局何も買わなかったけど、サンフランシスコおしゃれ生活の一端を垣間見た。で、そろそろ帰ろうとユニオンスクエアに戻ってバスに乗るけど、ふと思い立って途中下車してジャパンタウンへ。これまでの海外旅行では体験したことのない日本度の高さ。つい普通に日本のおやつを買ったり、紀伊国屋で長時間立ち読みをしたり。どこにいるのかわからなくなってくる。だらだらしてると食事のタイミングを逃してしまい、きょうはジャンクフードかなと思って宿舎に戻ると、ほかのお客さんの送別会が開催されていて、食べ物が多数。それも手羽先とか餃子とか。泣ける。いろいろと世間話をして、さすがに動きすぎで眠いのでおいとまする。
現地時間4/2。本日も昼からお出かけ。バスを乗り継いでヘイト・アシュベリーヘ。ミッションと比べておしゃれ度は下がる。下北と高円寺みたいなもの。有名ブランチ処は行列ができており、あきらめて適当なカフェでツナサンドを食べる。そのへんの店を出入りして、終点はアメーバレコード。ボウリング場の再利用らしくて、ワンフロアの巨大なレコード屋。熱気に当てられて盛り上がる、が、あまりに商品が多すぎて何も考えつかないまま店を出る。どうも寒くて近くのアメリカン・アパレルなるユニクロみたいな店で防寒具を買い、宿舎に戻ってくる。この日の晩ごはんはどうしたのだろう。非常食のカップヌードルでも食べたのだろうか。
現地時間4/3。雨続き。行きたいところがなくなったので宿舎でお仕事。締め切りの過ぎた論文の構成を日がな一日考えている。あとはPCの環境構築とか、いつでもできそうで全然時間が取れないタスクを、わざわざサンフランシスコまで来てやっている。ネットがあるのはよろしくない。夜になってお呼びがかかる。なんとこの宿舎では平日は晩ごはんが出る。しかもエビフライやら茄子の煮びたしとか、正しい日本のごはん。まるで実家。大感動して、その後の仕事もはかどったはず。
現地時間4/4。休暇らしい休暇はきょうまで。天気も回復したっぽいので外に出る。ユニオンストリート近辺を目指して。なにやらおしゃれ店が多くて楽しい。てくてく歩いていくと、SF名物45度ぐらいある坂の先に海とゴールデンゲートブリッジが見える。ようやく観光した感じ。そのあとはユニオン界隈で衝動買いの連続。ジャケットとか古着とか文房具とか。満足して、ジャパンタウンに戻って仕事用のおやつを買い込み、宿舎で鮭の塩焼きを食べて作業して寝る。